今回レビューするものはギター用オーバードライブとなるNAZCA burgundyです。
主な仕様として
コントロール:Vol・Tone・Gain
電源:DC9Vセンターマイナス
トゥルーバイパス
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、煌びやかさと暖かみを両立させたサウンドが特徴的です。
ウォームで1弦1弦をしっかり感じられる分離感のあるサウンドで音の甘さ、艶やコクが感じられる滑らかなミッドにハッキリとしたアタックが加わることでこの音色が成り立っています。
あのICS FACTORYのビルダーが基本回路、基板製作を行なっているということで納得のクオリティです。
ギター/ベースケースで有名なNAZCAがエフェクターを出すという話を聞いた時は少しだけ心配しましたがICS FACTORYが関わるなら安心です。
クランチのセッティングが1番効果的な使い方だとは思いますがレンジとゲイン幅が広く、ハイゲインオーバードライブくらいまでは対応できるのではないでしょうか。
歪み量はある程度のゆとりが感じられたので使い勝手の良さもありそうです。
そんな話はさておき、とりあえずこの画像をご覧ください。
どうですか皆さん!!!!!!!!
この大きなコンデンサー大好きでしょ!?!?!?!?!?!?!?
このコンデンサーにロマンを感じずにはいられません。
機材好きならこういうパーツを使用しているのはスルーできないはずです()
NAZCA Capacitorの0.068µFが搭載されている贅沢なペダルです。
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パーツ一個でこんな値段がするものをペダルに使用していることに驚きを隠せません。
高いパーツを使えば良い音が出る訳ではありませんが個人的にこういうの好きなんですよね()
鵺デバイスをベースに入れた際に思いのほか高評価だったためこのペダルを試してみました。
これほどまでに期待したペダルでしたがベースで使用すると腰高になってしまい、魅力を引き出すことができませんでした。
ハイが出てくるというのか煌びやかすぎるのでしょうか。
ベースで使うならNAZCA navyの方がまだ合いそうな雰囲気が感じられます。
ともかくブレンダー無しの単独使用ならこのペダルを選ぶ理由は特に無いのではないでしょうか。
ただの上質なコンデンサーが載っているだけのペダルではありませんでした。
あくまでベースの話であってギターの場合は素晴らしいオーバードライブとなっています。
上記のレビューはギターで試した際のものでしたがベースでもこの傾向は感じられました。
パーツもさることながら筐体デザインも素敵です。
NAZCAからいつかベース用ペダルが出たらいいなと思います。