今回レビューするものはギター用デジタルディレイとなるDigiTech DIGIDELAYです。
主な仕様として
コントロール:LEVEL・REPEATS・TIME・MODE
電源:DC9Vセンターマイナス
重量:630g
サイズ:W79mm x D54mm x H125mm
デジタルエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
公式サイト
Welcome to DigiTech Japanese Website
使用してみた感想としましては、デジタルディレイの基本をおさえていながら、このペダル以外には替えられないという要素を持っている独特さを感じました。
普通のデジタルディレイとして扱うこともでき、デジディレイオンリーワンのサウンドを出すこともできます。
MOD DELAYが物凄く特徴的なサウンドで、この良さは他社ペダルの似たような機能とは比較できないのではないでしょうか。
MODE1〜3は一般的なデジタルディレイとして機能します。
1は10-250 MS
2は.250-1 SEC
3は1-4 SEC
という風にディレイの長さを選択でき、それぞれショートディレイ、ミドルディレイ、ロングディレイとして扱えます。
4はTAPE(テープディレイ)となっており、10 MS-1 SECです。デジタルデジタルしすぎていない比較的ナチュラルめなサウンドでアナログに近いものがあります。
5はMOD DELAY(モジュレーションディレイ)となっており、10 MS-1 SECです。ディレイにコーラスチックなビブラートがかかっており幻想さが付与されます。
独特な奥行きや立体感がたまらないです。
これを踏んでアルペジオを弾くと何とも言えない心地よさを感じます。
6はREVERSE(リバースディレイ)となっており、1-8 SECです。
7はLOOP(ルーパー)となっています。
タップテンポも備えており、LED点灯時に3秒間踏み続けるとLEDが点滅しここから入力し始めることができます。
通常モードにする場合には3秒間踏み続けます。
この価格帯でこれだけの機能があるためコスパが良いのではないでしょうか。
凛として時雨のTK氏の使用により市場価値が高まっている気がします。
DIGIDELAYにしか出せない音としてMODEコントロールを5にしたMOD DELAYがあり、このサウンドを求めて購入される方が多いそうです。
ディレイペダルをこれにするだけで一気に凛として時雨の音に近づきます。
ARION SPH-1とこのペダルがボードに入っている方はTKフォロワーだと勝手に思い込んでいます()