今回レビューするものはギター用オーバードライブとなるKarDiaN CHCl3(クロロホルム) Low-Gain MODです。
主な仕様として
コントロール:VOLUME・DRIVE・BASS・TREBLE
電源:DC9Vセンターマイナス
消費電流:6mA
重量:286g
サイズ:W72mm x D121mm x H55mm
トゥルーバイパス
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、ローゲインオーバードライブの決定版と感じるほどのクオリティを持ち、KarDiaNの設計力の高さを感じずにはいられません。
このエフェクターはKarDiaN CHCl3のローゲイン化モディファイ品です。
MOD品といっても、公式が手がけているものなので保証があるのがいいですよね。
基本的な音色はオリジナルと一緒で、DRIVEを上げるほど高域にサチュレーション感が加わり、太い音を得られるのがたまらないです。
このクリーンから僅かに歪み出した美味しいポイントをとことん味わえるのがこのモディファイの魅力でしょう。
変更点はLow-Gain MODという通り、ゲインが従来のものより抑えられていること。
あとはノブがアルミ製のカラフルなものに変わっています(色展開あり)
ローゲインになったことしか変化はありませんが、この僅かな違いがベーシストにとってとても心地の良いものとなっています。
通常版も完成されていたとはいえ、セッティングは基本的にDRIVE抑えめ。
僅かに歪ませて使われる方が多かったのではないでしょうか。
そんな中、ローゲインの範囲を広げさらにセッティングを詰められるようにしたのがこのペダルです。
まさにベーシストに向けたモディファイ品だと感じました。
ギターで使用してもいいとは思いますが、オリジナルに比べてベース向きなのかなと。
ハイゲインモディファイも出ているのでギタリストはそちらでもいいかもしれません。
なんにせよ、ローゲインオーバードライブを探しているベーシストには一度触っていただきたいペダルです。
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