今回レビューするものはベース用プリアンプとなるDarkglass Electronics MICROTUBES B7K ULTRA B7K ULTRA V2です。
主な仕様として
コントロール:MASTER・BLEND・LEVEL・DRIVE・BASS・LO MIDS(250Hz/500Hz/1kHz)・HI MIDS(750Hz/1.5kHz/3kHz)・TREBLE・ATTACK SWITCH・GRUNT SWITCH
電源:DC9Vセンターマイナス
消費電流:110mA
重量:430g
サイズ:W125mm x D96mm x H57mm
となっています。
公式サイト
基本的なサウンドの傾向は前にレビューしたDarkglass Electronics MICROTUBES B7K ULTRA B7K ULTRA 初期型、旧型とほぼ同じですのでここでは変更点や違いを書いていきます。
一番大きな変化はIRを搭載することが可能になったということでしょうか。
Micro-USB Bポートを搭載したことによりパソコンが必要とはなりますが、専用ソフトウェアのDarkglass Suiteを使用して好みのキャビネットインパルスレスポンス(IR)を選択することが可能となりました。これにより音作りの幅がかなり広がりました。
前よりも圧倒的にジャンルを選ばなくなりつつも各ジャンルに特化させることができ、そのプリアンプとしての完成度は圧倒的です。
最近流行りの技術を高いクオリティでいち早く採用するのは流石と言えるのではないでしょうか。
また、ヘッドホンアウト端子も追加され、自宅での個人練習はますますB7K ULTRA V2だけで完結するようになっていきました。
唯一のデメリットとしては、消費電流が3、4倍になってしまったことくらいでしょうか。
これくらいしか見当たりませんでした。エフェクターにありがちな初期型の方が音がいいという現象もB7K ULTRAの場合あまり感じられませんでしたので、今買うなら初期型よりV2をおすすめします。
サウンドハウスでDARKGLASS ( ダークグラス ) / Microtubes B7K Ultra V2の価格を見る
イケベ楽器でDarkglass Electronics Microtubes B7K Ultraの価格を見る