今回はベース用プリアンプエフェクターのおすすめをまとめてみました。
ベーシストにとってプリアンプはもはや欠かせないペダルではないでしょうか。
Marshall(マーシャル)やJC(ジャズコーラス)といった定番アンプがライブハウス、スタジオにないベーシストにとってプリアンプはマストアイテムです。
プリアンプを制するものはサウンドを制する。
ぜひお気に入りのプリアンプを見つけてください。
- YUKI 究極 -The Ultimate-
- Shin's Music BASS MASTER PREAMP
- Vivie Rhinotes
- VEMURAM DJ1
- Inner Bamboo Bass Instrument Bass Preamp II (B-II)
- TECH21 SansAmp BASS DRIVER DI ver.2
- Freedom Custom Guitar Research × Akima&Neos Wild Stomp
- Shigemori TRACKS BRASS
- Darkglass Electronics MICROTUBES B7K ULTRA B7K ULTRA V2
- NeotenicSound DynaForce
YUKI 究極 -The Ultimate-
最初に紹介するのはYUKI 究極 -The Ultimate-です。
シンプルなコントロールで、予めプリセットされているEQなどのおかげでとりあえず踏むだけで太く抜けてくる音が手に入ります。
最大まで歪ませても音が潰れず、どのセッティングでも使えるものになっています。
信頼できるプリアンプがあると現場でもストレスなく音が決まるので、高価ですがこのプリアンプへの投資はおすすめできます。
Shin's Music BASS MASTER PREAMP
Shin's Music BASS MASTER PREAMPはF社のB-man、真空管アンプのサウンドを再現したペダルです。
チューブアンプの音圧感や歪み、低音が得られ、コンプ感が絶妙です。
クリーンからドライブサウンドへの切り替えがとても自然で、違和感なく馴染んでくれます。
Vivie Rhinotes
Vivie Rhinotesは粒が細かい歪みを持っていて、歪ませても芯があるペダルです。
系統としてはDARKGLASS B7K系の歪みになっていて、モダンな音作りも可能です。
B7Kよりも重心が低く感じられたり、味付けが薄くなっていることで幅広いジャンルでより扱いやすくなっています。
Vivieはいいぞ。
VEMURAM DJ1
VEMURAM DJ1はギター用オーバードライブペダルのJan Rayを元にしてベース用に作られたペダルです。
トランスペアレント系の音がベースにも合うのはそこそこ有名な話ですが、ギター用ペダルが多く、ベースだと帯域が合わない物もありました。
そこをうまくベース用に落とし込み、良さを消していないのは流石のVEMURAMといったところでしょうか。
モダンな音というよりは伝統的、王道なベースサウンドが楽しめます。
Inner Bamboo Bass Instrument Bass Preamp II (B-II)
Inner Bamboo Bass Instrument Bass Preamp II (B-II)は音が劇的に変化するというわけではありませんが、確実にブラッシュアップされるペダルです。
強力なドライブ感が売りで、パワーアンプをシャキッとさせる効果があります。
この押し出し感やモチモチしたサウンドは、B-Ⅱでしか味わえないかもしれません。
エフェクターとしては高価ですが、アンプヘッドとして見るなら安いですね!!!!!!!!!!!!!!
TECH21 SansAmp BASS DRIVER DI ver.2
TECH21 SansAmp BASS DRIVER DI ver.2はサンズの音がするペダルです。
多分この説明が一番しっくりくると思います(?)
本当はサンズアンプの初期型(前期型)もおすすめしたいですが、ピーキーさが薄れてより扱いやすくなったV2を取り上げました。
全ベーシストが1台持っていてもおかしくはないほどのサウンドクオリティです。
Freedom Custom Guitar Research × Akima&Neos Wild Stomp
Freedom Custom Guitar Research × Akima&Neos Wild Stompは太く抜けてくるサウンドが特徴のペダルです。
この古臭い王道な歪みは、真空管アンプらしさを感じさせてくれます。
もはやビンテージのチューブアンプのアンプヘッドとして扱うのがいいかもしれません。
Shigemori TRACKS BRASS
Shigemori TRACKS BRASSは各帯域のゲイン調整ができるペダルです。
単なるEQとは異なった観点でコントロールをいじる必要があり、音作りが難しいかもしれません。
ですが、存在感や重心、歪み加減などを幅広く調整することができ基本のベースサウンドはこれで完結されることができます。
筐体の素材が音に与える影響を確認することもでき、興味深い製品となっています。
Darkglass Electronics MICROTUBES B7K ULTRA B7K ULTRA V2
Darkglass Electronics MICROTUBES B7K ULTRA B7K ULTRA V2は万能という言葉がぴったりのエフェクターです。
歪みの質感はダークな冷たさを持ったモダンなものですが、この系統では右に出るものはいないのではないでしょうか。
音質の良さと音作りの幅広さからはベース用プリアンプの定番まで上り詰めた説得力を感じます。
NeotenicSound DynaForce
最後はNeotenicSound DynaForceです。
ベースの太さやハイを損なうことなく音の輪郭や重心を弄れます。
また、コンプらしさをあまり感じさせることなく、まるでコンプをかけたような迫力を加え、音圧をあげることができます。
様々な音質補正が可能であり、どんなベース本体やエフェクターでも自分の好みの音の方向に近づけられます。
全ベーシストはこれを買ってください!!!!!
以上、おすすめ10選でした。
私の好みが前面に出ていますが、どれも間違いなく良いプリアンプです。
プリアンプ沼は歪み沼同様、とても深いのでお気をつけください。