今回レビューするものはギター用オーバードライブとなるLovepedal OD11です。
主な仕様として
コントロール:Level・Drive・Bass・Tone
電源:DC9-18Vセンターマイナス
重量:227g
サイズ:W58mm x D108mm x H30mm
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
トゥルーバイパス
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、クセの少ないペダルで使い勝手がよく、トランスペアレント系らしさを感じ、音が透明で枯れている印象を受けました。
恐らくですがTimmyを参考にしていて、そこにLovepedalらしさを加えたペダルになっています。
とてもクリアで、アンプをプッシュさせることでミッドレンジやハイエンドの透明度を向上させます。
歪みはタイトさや上品さを感じつつも、少し重めなものですが機材本来のトーンを損なうことはありません。
トランスペアレント系ペダルということもあり、透明感や分離感が良く、豊かな倍音とコンプ感を感じられます。
ローゲインオーバードライブとなっており、クランチ向けとしては間違いなくおすすめできるペダルです。
Lovepedal Amp 11の歪みを抜き出したもので、オリジナルと比べるとゲインが増しているそうですがそれでも歪み量はそこまでなく、そこそこのオーバードライブの範疇です。
オープンで透明なエフェクターらしく、適度にゲインを足してくれます。
EQはそこまでよく効くというものではなく、微調整用でしょうか。
周波数帯域は抜群に良いところを突いています。
この2つがうまく作用することで、セッティングによって様々なキャラクターを見せてくれます。
エフェクターでアンプやギターのサウンドを大きく変えたい方は他のペダルを選んだ方がいいかもしれません。
ですが、今持っている機材の音が好きで、その音色をブラッシュアップさせたいのであればぴったりなペダルです。
価格も安く、ここまで使える万能なペダルなのでもっと流行っても良さそうです。
ギターだけではなく、 ベースとも相性がよく、並のベース用オーバードライブを駆逐するサウンドを持っています。
中低域がしっかり出てくれる
製造時期によって筐体やデザインが異なっているみたいです。
その差によっても音の違いがあるそうなので弾き比べて見るのも良いかもしれません。