今回レビューするものはギター用オーバードライブとなるVivie CALLIONです。
主な仕様として
コントロール:LEVEL・GAIN・TONE・Tightスイッチ
電源:DC9-18Vセンターマイナス
消費電流:20mA
重量:210g
サイズ:W75mm x D115mm x H48mm
トゥルーバイパス
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、使い勝手が良く、多くの方が良い音と感じられるしなやかで上品な歪みとなっています。
ギター本体の良さや個性を残したまま、オーバードライブに求められる要素を加えてくれます。
ジャキッとした分離感や反応の良さ、煌びやかさなどからトランスペアレント系らしさを感じます。
中低域に厚みがあり、バランスの良い太さがありつつも高域が耳につきすぎることもないチューニングです。
ピーキー過ぎず、それでいて高域の煌びやかさを損なうことはありません。
クセが少なく優秀なオーバードライブとなっていてトランスペアレント系の要素もあるということでベースでも効果的に使用できます。
TONEやGAINを上げると若干ローが軽くなってしまいますが許容範囲ではないでしょうか。
軽く歪ませて、馴染みを良くしつつハリと艶を加えることでベースサウンドが心地良いものになります。
ローゲインオーバードライブとしてクランチ辺りで使用するのが個人的にはハマりましたが、トランスペアレント系歪みと比べるとGAINの幅は思っていたよりも広いです。
VEMURAM Jan RayらしさもありますがJan Rayの方が艶っぽさや真空管アンプっぽさを感じられます。
Tightスイッチは上側でオフとなり、下側でオンになります。
オンにすると低音域が抑えられ、すっきりしたサウンドが得られます。
ベースだとこのスイッチはオフにした方が低域が残るのでおすすめです。
ギター用歪みペダルとはいえ、ベースでもうまく使える場面が出てくると思います。
最高のベース用歪みという訳ではありませんが試してみるのもいいかもしれません。
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