ペダルチューナーを導入する予定がある方はST-300 miniを購入してください。
言いたいことは基本的にこれだけです。このページを閉じてST-300 miniを買いに行ってください。
冗談はさておき、それくらい良い製品です。
主な仕様として
±0.02セントの精度でのチューニングが可能
ストロボ表示
電源:DC9Vセンターマイナス
消費電流:48mA
重量:154g
サイズ:W40mm×H95mm×D30mm
トゥルーバイパス
デジタルエフェクター
となっています。
とりあえずチューナーはこれを買っておけば間違いありません。反応性が抜群に良く、チューニング精度もペダルチューナーとしては現状トップクラスでなおかつ小型筐体となっています。
また、バイパス音の劣化も他チューナーに比べて抑えられています。
弾いた瞬間にチューナーが反応され、スライドしていっても瞬時に追跡されます。軽く触れたりしただけでも、ゴーストノートにさえ反応します。
おそらく誤差±0.02セントなら今後不満を感じることはないでしょう。
筐体サイズも視認しやすい範囲の限界の小ささでおそらくこれ以上はフットスイッチを除去しない限りは不可能ではないでしょうか。
省スペースで高性能、もはやチューナーの決定版です。価格は高めではありますが買う価値はあると思います。新型が仮に出ても、これ以上の性能は求めていないほど完成されているので悔しくはないでしょう。
今のところ精度の高さと反応の良さしか挙げていませんが、他にもカスタムチューニングをプログラミングできたりリファレンスピッチを変更できたりします。
(この機能を使っている人がどれくらいいるかはわかりませんが…)
個人的にはパワーサプライとチューナーは1回良いものを購入するべきだと考えています。ベース本体や歪みエフェクター等と違って流行り廃りがそこまで急激にはありません。
そのためチューナーを最初にあまり拘らず価格が安いという理由で選び、後々買い換えることを考えると結果としてコストパフォーマンスがいいと考えています。(もちろん楽器を続けているという条件付きではありますが)
デメリットを無理矢理挙げるとすると電池駆動ができないことと価格が高いことでしょうか。ペダルチューナーを導入している方は全員これを使えばいいのにと思うほど優れてします。
これを導入するまではpolytune3を使っていました。比較的好印象なバッファーと同時チューニング、価格もお手頃で手が出しやすく直列時の音質劣化も許容範囲内とかなり良かったです。
ですがバッファーも他で間に合っていて同時チューニングもベースで使っていたのであまり必要性を感じず、ST-300 miniに乗り換えました。その結果は顕著にあらわれ、チューニング時のストレスを感じることが減少して演奏に集中することができるようになりました。
今回はエフェクターのレビューではありませんがかなりのおすすめですのでチューナーを購入する予定がある方はぜひ第一候補に入れてください。これは推測なのですが、バンドメンバー全員がST-300 miniを導入したら正しいチューニングでバンドサウンドが更に良くなる気がします…