あさぎベーススタジオ

もはやベース用エフェクターの備忘録

【レビュー】weed ODB-3 mod Hi-Fi

今回レビューするものはベース用オーバードライブとなるweed ODB-3 mod Hi-Fiです。

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主な仕様として

コントロール:LEVEL・HIGH・LOW・BALANCE・GAIN

電源:DC9Vセンターマイナス

重量:420g

サイズ:W73mm x D129mm x H59mm

バッファードバイパス

アナログエフェクター

9V電池内蔵可能

となっています。


公式サイト

HARRY'S ENGINEERING / weed effector


使用してみた感想としましては、元のBOSS ODB-3よりハイファイ、クリアになりつつもブライト、ファットになっています。

サウンドの芯が残っていて、歪みもODB-3の扱いにくさを感じる分離感が改善されています。

ソリッドな歪みも残っていて相変わらずオーバードライブというよりはディストーションですが断然使いやすくなっています。

EQも使いやすくなっていて特にローの質感が良くなっています。

 

音の傾向はやはりBOSS ODB-3と似ていますがODB-3に苦手意識があった方にもおすすめできるものとなっています。

www.asagi-bass.com

ノイズレスになるというモディファイ内容もありましたがそこまでの恩恵は感じられませんでした。格段に向上するというわけではありません。気になるほどのノイズは元から出ておらず、そこまで心配しなくていいのではないでしょうか。

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良くも悪くもまとまったサウンドになり、ハイファイになったためか高域が目立つようになりました。そのため膜が無くなったように感じ、抜けてくるようになりました。

全体的にサウンドがブラッシュアップされ、歪みの荒々しさが緩和されているように感じ、上品になったという印象ですがODB-3の良いところは残っています。

 

調整次第ではオーバードライブとして使えないわけではありませんが比較的ドンシャリの歪んだ音に特化しているペダルです。ここまでODB-3を正統進化させるモディファイは流石のweedだと感じました。

 

現在ではBOSSコンのチップ化により、モディファイ受付停止しているものもありますので在庫があるうちにお買い求めください。

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