今回レビューするものはベース用オーバードライブ、ディストーションとなるBEHRINGER BOD400です。
主な仕様として
コントロール:LEVEL・HIGH・LOW・GAIN・BAL
電源:DC9Vセンターマイナス
重量:330g
サイズ:W70mm x D123mm x H54mm
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、ベリンガーは多くのペダルに元ネタが存在しておりクローンペダルの位置付けのものが多いですが、そのサウンドからBOD400も例に漏れずBOSS ODB-3のクローンだと思われます。
BOSS ODB-3同様にジャリっとしており、ローが良く出つつもアタックが荒くダーティな音色です。
BOD400はODB-3に比べるとこのジャリ感が薄まっており、低域がよく出てくれて温かみのあるサウンドとなっています。
このプラスチック筐体のせいかレンジが若干狭く感じるものの、よりウォームになっているせいなのかブーミーさというか別な荒さが追加されているといった感じでしょうか。
ODB-3よりも音が太くなっていますがどこかしらチープさ、音像のぼやけを感じます。
それが悪いというわけではなくもはや味ですね…
このペダルは今ではBOD400として売られていますが、かつてはBEHRINGER BOD100という名前で売り出されていました。
この両ペダルに違いがあるのかは不明ですがBOD100を手に入れたら比較してみます。
元ネタもなかなか安い価格とはいえ流石のベリンガー、コスパが良すぎます。
完璧なクローンではないもののベリンガーが作るODB-3と考えれば割り切れるペダルです。
音の傾向が似ているとはいえもしかしたら元ネタの予想が違う可能性もあるかもしれません。
ただ単にBEHRINGERのギター用オーバードライブをベース用に改造した製品っぽさもありそうです。
それにしてもここまで安くできる理由は一体何なんでしょうか…
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