今回レビューするものはギター、ベース用シンセサイザーとなるBOSS SY-1です。
主な仕様として
コントロール:TYPE・VARIATION・TONE・DEPTH・EFFECT・DIRECT
電源:DC9Vセンターマイナス
消費電流:85mA
重量:450g
サイズ:W73mm x D129mm x H59mm
バッファードバイパス
9V電池内蔵可能
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、音が太く発音が良く、バグりもあまり感じられない高性能なペダルだという印象です。
単音だけではなく和音にも対応しており、レンジが広く上から下までしっかり追従してくれます。
レイテンシーもほとんどなくて反応や操作性も良く、簡単に音作りができるため全くストレスを感じません。
このサイズのペダルでこの性能は流石のBOSSといったところでしょうか。
シンセペダルは高価になりがちですがSY-1は価格が抑えられていて、それでいてシンセペダルに求めるクオリティも保っています。
音が良くても筐体が大きすぎたり高価すぎたり、反応が悪すぎたりするものが多い中、SY-1は全ての項目を満遍なく押さえている良いペダルです。
実質BOSS SYB-5の後継機種といえます。
SYB-5でしか出せない音もありますが、SY-1の方が性能は明らかに高いので今買うならSY-1を買うべきです。
GUITAR/BASS・スイッチがあり、ギターだけではなくベースでも最適なシンセサイザーサウンドが手に入ります。
TYPEの切り替えですが
「LEAD 1/2ではソロやリードに適したワイド・レンジなサウンド、
PADでは音の隙間を埋めるやわらかいパッド・サウンド、
BASSでは図太いベース・シンセ・サウンド、
STRではクラシックなシンセ・ストリングスのサウンド、
ORGANでは多彩なオルガン・サウンド、
BELLでは金属的な響きのサウンド、
SFX 1/2では効果音や個性的なサウンド、
SEQ 1/2ではピッチや音質がリズミカルに変化するサウンド」
が得られます。
基本的に飛び道具としての運用になりますが、これが一台あれば音作りの幅が広がるのではないでしょうか。
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