今回レビューするものはベース用プリアンプとなるSUMO STOMP SUMO PREです。
主な仕様として
コントロール:LEVEL・BASS・MID・M/FREQ・TREBLE・GAIN
電源:DC5V~16Vセンターマイナス、プラス
消費電流:360mA
重量:242g
サイズ:W68mm x D112mm x H47mm
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、抜けが良く、はっきりとした音になります。
ひとつひとつの弦がブラッシュアップされ、いわゆる良い音に近づいていきます。
GAINを上げていくごとに歪むというよりは倍音が変化していき、音がムチムチしていく艶を感じられます。
低域寄りのサウンドというよりは中域や高域寄りですが、これは低域が損なわれているというわけではなく、あくまでクリアというかくっきりしているということでしょうか。
サウンド面に関してはInner Bamboo Bass Instrument Bass Preamp II (B-II)とほとんど同じものとなっています。
GAINは0dB~36dBまで、
TREBLEは7kHz付近を±15dB、
BASSは50Hz付近を±15dB、
MIDは160Hz~4kHzを±24dBすることができます。
SUMO STOMP SUMO COMP同様、アルミ削り出し筐体が所有欲を満たします。
Inner Bamboo Bass Instrument Bass Preamp II (B-II)と比較してみると若干押し出し感が弱い印象を受けましたが、弾いている本人にしか分からない程度の違いだと思います。
サウンド面を優先するならB-Ⅱがおすすめですが、コストやサイズを考えるとSUMO PREを検討しても良いかもしれません。