今回レビューするものはギター用オーバードライブとなるMAD PROFESSOR Sweet Honey Overdrive Deluxe FACです。
主な仕様として
コントロール:VOLUME・DRIVE・TREBLE・BASS・FOCUS
電源:DC7.5-18Vセンターマイナス
消費電流:6mA
重量:285g
サイズ:W69mm x D111mm x H50mm
トゥルーバイパス
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、ピッキングニュアンスをしっかり反映してくれるため、歪みの強弱をピッキングでつけることができます。
基本的にはキレのあるサウンドですが、強く弾くと重めでモーモーしたニュアンスも感じることができ、ちょうどいい音の太さがあります。
だからといって音が抜けてこないわけでもなく
低域が薄くなることもありません。
明るさと暖かさのある甘いサウンドで、レンジが広いおかげか自然に歪んでくれます。
EQのBASSが12時でもローが十分出ているためベースでも満足いくサウンドになっています。
反応の良さやナチュラルでアンプライクなところがそう感じさせているのかもしれません。
ギターではローゲインなオーバードライブとして有名ですが、ベースで使用すると歪み幅は軽いクランチ辺りからディストーション手前くらいまでとなっています。
このモデルも十分ベースと相性が良いですが、新発売されたSweet Honey Overdrive "Fat Bee" MODも良さそうです。
何と言ってもこの筐体の感じがいいですね…
MAD PROFESSOR Sweet Honey Overdriveと比べるとサウンドは変化しています。
こちらの方がゲインが増したというか歪みやすくなっており、派手になっていますが個人的には使いやすくなっています。
ハイミッド辺りに寄った癖が無くなり、高域と低域が若干強調されジャキっとした印象が増した印象です。
MAD PROFESSOR Sweet Honey Overdrive DeluxeにもいつかHand Wired(ハンドワイヤード)版が出るのが待ち遠しいです。