今回レビューするものはベース用オーバードライブとなるOne Control(ワンコントロール) Blackberry Bass ODです。
主な仕様として
コントロール:VOLUME・DRIVE・BODY・DEPTH
電源:DC9Vセンターマイナス
消費電流:3.6mA
重量:306g
サイズ:W66mm x D113mm x H46mm
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、基本的には真空管アンプのようなサウンドをもっており、暖かさや高域の丸み、柔らかさやいなたさを感じました。
エフェクターの歪みというよりはまさにアンプの歪みに近いです。
音の芯がしっかりあり太さがあり、低域に重きを置いているペダルとなっていてローがよく出てきます。
ベースの原音に絡みついてくるエフェクトで、ウネリを得られます。
ローゲインオーバードライブとして扱う場合は高域があまり出ているようには感じず、ローがモコモコというかモサッとした印象を受けました。
DRIVEを上げていくとコンプ感や高域が目立ってきます。
そのせいかセッティングによってはブーミーさも感じられる場合もありました。
BJFEのBlueberry Bass Overdriveを元にしており、確かにマイルドな質感が似ています。
BODYでミッドレンジ、どちらかというとローミッド辺りを調整でき、このコントロールを最小にしてもドンシャリサウンドにはなりません。
DEPTHで低域の音色を調整できます。歪み具合にも影響を与えるコントロールとなっています。
ここを上げすぎるとローが回りすぎてしまうので抑えめがいいかもしれません。
歪み幅は軽めの歪みから一般的なオーバードライブ辺りでしょうか。
実は位相反転してしまいますが、それを補うほどの完成度の高さを持っています。
ファットでアンプライクな歪みが欲しい方はぜひご検討下さい。
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