あさぎベーススタジオ

もはやベース用エフェクターの備忘録

【レビュー】Z.VEX EFFECTS BASSTORTION VEXTER SERIES

今回レビューするものはベース用オーバードライブ、ディストーションとなるZ.VEX EFFECTS BASSTORTION VEXTER SERIESです。

f:id:asagi_bass:20190427234135j:image

主な仕様として

コントロール:VOL・TONE・DRIVE・BRIGHT/DARK Switch

電源:DC9Vセンターマイナス

消費電流:2mA

重量:220g

サイズ:W120mm x D59mm x H47mm

アナログエフェクター

9V電池内蔵可能

となっています。

 

公式サイト

ZVEX Effects

 

使用してみた感想としましては、自然な太さのあるパワフルな真空管アンプライクな歪みサウンドが得られます。

Ampeg SVTに近いサウンドを目指して作られていて、チューブアンプらしい暖かさもあります。

 

DRIVEが12時で既にディストーションらしくなります。

それより前だとオーバードライブの範疇でしょうか。

DRIVEの幅が広く、扱いやすそうです。

どこかファズらしい重たさというかいなたさも感じられます。

荒々しさもありますが、まとまりもあるためそれほど気になりません。

 

セッティングによっては、クリーンなサウンドにもなるため歪みペダルだけではなくプリアンプとしても使用することができます。

 

BRIGHT/DARK Switchはキャラクターを変化させてくれるため音作りの幅が広がります。

BRIGHTではバイト感やハリのある高域が感じられ、

DARKではなめらかでスムースになりダークさも感じられます。

このスイッチはTONEに影響しており、TONEのセッティングで得られる効果も異なります。

 

DRIVEを回すとノイズが発生しますがZ.VEXにありがちな仕様みたいです。(要検証)

 

このペダルはアンプシミュレーターのように使用することができるためボードの最後尾に繋ぐことが推奨されています。

とはいえ気に入った配置を見つけたら自分の耳を信じろとも書いてありますので色々と試してみてください。