今回レビューするものはベース用オーバードライブ、ディストーションとなるZ.VEX EFFECTS BASSTORTION VEXTER SERIESです。
主な仕様として
コントロール:VOL・TONE・DRIVE・BRIGHT/DARK Switch
電源:DC9Vセンターマイナス
消費電流:2mA
重量:220g
サイズ:W120mm x D59mm x H47mm
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、自然な太さのあるパワフルな真空管アンプライクな歪みサウンドが得られます。
Ampeg SVTに近いサウンドを目指して作られていて、チューブアンプらしい暖かさもあります。
DRIVEが12時で既にディストーションらしくなります。
それより前だとオーバードライブの範疇でしょうか。
DRIVEの幅が広く、扱いやすそうです。
どこかファズらしい重たさというかいなたさも感じられます。
荒々しさもありますが、まとまりもあるためそれほど気になりません。
セッティングによっては、クリーンなサウンドにもなるため歪みペダルだけではなくプリアンプとしても使用することができます。
BRIGHT/DARK Switchはキャラクターを変化させてくれるため音作りの幅が広がります。
BRIGHTではバイト感やハリのある高域が感じられ、
DARKではなめらかでスムースになりダークさも感じられます。
このスイッチはTONEに影響しており、TONEのセッティングで得られる効果も異なります。
DRIVEを回すとノイズが発生しますがZ.VEXにありがちな仕様みたいです。(要検証)
このペダルはアンプシミュレーターのように使用することができるためボードの最後尾に繋ぐことが推奨されています。
とはいえ気に入った配置を見つけたら自分の耳を信じろとも書いてありますので色々と試してみてください。