今回レビューするものはベース用プリアンプとなるOrange Bass Butler (BI-AMP BASS PRE)です。
主な仕様として
コントロール:Volume・Treble・Middle・Bass・Gain・Volume・Treble・Bass・Compressor
電源:DC18Vセンタープラス
重量:1.29kg
サイズ:W170mm x D165mm x H85mm
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、オレンジアンプらしい音の太さやゴリゴリした無骨さが得られるのはもちろんのこと、クリーンで深いローエンドを保ちながら、そこにくっきりとしたハイやディストーションにもなりうる幅がある歪みを足すことができます。
歪みはいなたいヴィンテージトーンからモダンなディストーションまで対応しており、かけっぱなしでぴったりな歪みや飛び道具のように使うこともでき、オレンジアンプらしい音圧感を感じられます。
低音をベースアンプで、高音をギターアンプで出力するバイアンプシステムのサウンドをこのペダルだけで再現できる仕様となっています。
とにかく難しいことは考えずに、クリーンチャンネルと歪みチャンネルが存在していて、フットスイッチでクリーンチャンネルに歪みを追加できると考えれば良さそうです。
そのため、バイパスはできない仕様になっています。
ベースチャンネル(クリーンチャンネル)は常時オンになっており、Orange
Kongpressorが基になったオプティカルコンプレッサーとボリューム、トレブルとベースが搭載されています。
ギターチャンネル(ダーティチャンネル)はボリュームと3バンドEQ、ゲインが搭載されています。歪み幅が広く、ハイゲインなディストーションを得ることも可能です。
恐らく1番使われるであろう1/4"ジャックのアウトプットを使用すると、この2つのチャンネルがブレンドされて出力されます。
電源がエフェクターにしては特殊なのと筐体が大きいことを除けばいいペダルではないでしょうか。
流石のOrange製品ということで、ベースの音作りがこれ一台で完結する可能性も感じます。
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