今回レビューするものはDCケーブルのOYAIDE (オヤイデ)DC-3398です。
白黒のツイストになっているDCケーブルをプロのエフェクターボードで見たことがある方は少なくないのではないかと思われます。
その正体こそ、今回レビューするOYAIDE DC-3398です。
見た目だけで何となく従来のDCケーブルより音が良くなるような気がしてきます。
冗談はさておき、近年現れてきたソルダーレスDCケーブルではありませんので一定の長さごとに販売されています。その長さは、0.1m、0.2m、0.3m、0.4m、0.5m、0.7m、0.9mの7種類となっています。
注意点として0.4mと0.7mだけは直営店限定販売となっていますのでお気をつけください。
付属品は一つにつき赤・銀・青のシールが各2枚ずつの計6枚同梱されており、出力の違うパワーサプライ口に繋ぎ間違えるといった電源トラブルを防止することができるためこういった配慮は嬉しいものがあります。
「DCケーブルで音は変わるのか」という問いに対して「変わる」と言い切れるほどの耳はありませんがクリアになったと感じました。電源周りで音が変わるのだからDCケーブルでも当然変化はあるということなのでしょう。
クリアになるというか、全体的に解像度が上がり音の曇りが改善される印象です。少し大げさにいうとしっかりとハイまで恩恵を受け輪郭がくっきりと出てくるといったところでしょうか。
言うほど大きな変化ではありませんが俗にいういい音になりつつ、ノイズ軽減が謳われているため導入する価値はあります。
正直なところ見た目によるプラシーボ効果の可能性も否定できませんが、一本あたり1000円前後で自分のサウンドに自信がついてプレイできるなら安いものなのでは…(?)
優先順位としてはシールドやパワーサプライ等より高くはありませんが、拘りたい方はお試しください。音の違いはわかりにくいですがやってみる価値はあると思います。エフェクターとの相性で他社製のDCケーブルと変えていくのもいいかもしれません。