今回レビューするものはベース用プリアンプとなるEDEN（エデン） WTDI です。
主な仕様として
コントロール：Bass・Mid・Treble・Gain・Enhance・Compressor・Master・Bass Boost・Mid Shift
電源：DC15Vセンタープラス
重量：510g
サイズ：W121mm x D89mm x H51mm
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、アンプメーカーが作ったペダルということもあり、流石のクオリティで音圧感が増すというかパワフルになります。
真空管らしさを感じる低域がかなり豊かに出力されますが、ブーミー過ぎず、クリアな音です。
中域はムチムチしたベースの美味しいところが詰まったサウンドで、高域はカリカリしていますが嫌な感じはなく、煌びやかでベース向きのハイファイさといった印象です。
アクティブベースっぽい感じになるという表現が正しいでしょうか。
GAINを上げてもあまり歪みまず、ほとんどクリーンなままですのでこのペダルで歪ませたいと考えていた方には向いていません。
ですが、基本の音作りを効きの良いEQで行いたい方にはぴったりのペダルではないでしょうか。
なんといってもソリッドでEDENアンプのハイファイさが感じられるサウンドがこのサイズで手に入るのはありがたいです。
付属してくる専用アダプターが少し取り回しが悪くネックですが、このおかげでヘッドルームが広がり、クリアさが手に入れられているので妥協できるかもしれません。
EQですが
MIDは550hz/2.2khz、
BASSは30hzとなっています。
Enhanceはミッドが落ち着き、軽くドンシャリ気味になります。
正直なところコンプは他のコンプペダルと比べるとおまけ程度の性能ですが、それでもこんなに安価で良いプリ部やエンハンサーもついているので、とりあえず買ってみるのにもおすすめなプリアンプです。
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