あさぎベーススタジオ

もはやベース用エフェクターの備忘録

【レビュー】TRIAL RICH TONE BASS PREAMP

今回レビューするものはベース用プリアンプとなるTRIAL RICH TONE BASS PREAMPです。

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主な仕様として

コントロール:VOLUME・GAIN・BASS・TREBLE

電源:DC9Vセンターマイナス

重量:197g

サイズ:W112mm x D75mm x H50mm

アナログエフェクター

9V電池内蔵可能

となっています。


公式サイト

https://zenbujapan.wixsite.com/trial


使用してみた感想としましては、音が丸くなりつつ馴染みがよくなります。

比較的ナチュラルなもので原音重視系に分類されるのではないでしょうか。

低域が特徴的で、いい塩梅のブーミーさを感じられる厚みを得られます。

重心がほどよく低めとなっていて音が軽いと感じることはありません。

そのためナチュラルなまま太さを加えることができます。

 

歪み量は少なくプリアンプ〜オーバードライブの範疇ですが、左に回しきると急激に歪みます。

この歪みの質感がよく、ヴィンテージアンプライクなもので多くのベーシストが好むようなものになっています。

 

クリーンと僅かに歪んだ状態の間で調整することができ、プリアンプというよりはローゲインなオーバードライブとして使用するのが良さそうです。

 

全体的に上品な印象を受け、各コントロールをどの位置にしても耳につく痛い高域が出たりなど嫌な感じはありません。

モダンな印象はありませんが古き良きサウンドを手に入れることができます。

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