あさぎベーススタジオ

もはやベース用エフェクターの備忘録

【レビュー】GAMECHANGER AUDIO PLASMA Pedal

今回レビューするものはギター用オーバードライブ、ディストーションとなるGAMECHANGER AUDIO PLASMA Pedal(プラズマペダル)です。

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主な仕様として

コントロール:BLEND・LOW FREQ・VOLTAGE・HIGH FREQ・VOLUME

電源:DC9Vセンターマイナス 300mA

重量:840g

サイズ:W96mm x D148mm x H70mm

となっています。


公式サイト

Welcome to the world of innovative music gear | Gamechanger Audio


使用してみた感想としましては、基本的にはブスブスしたサウンドでバズや鳴き声のような要素が加わることで、なんというか見たまんまの高電圧感を得ることができます。

音の芯を残しつつ太いまま歪ませることができ、硬さや鋭角さのある独特な歪みが特徴的です。

セッティングによってはシンセベースのようなサウンドも出すことが可能で、歪ませるだけではなくプリアンプやブースターとしても使用できます。

オーバードライブやディストーションと言われてはいますが、もはやファズといっても過言ではありません。

 

かなり歪ませることができますが音が細くなってしまったり、低域が失われすぎることもないためベースでも問題なく使えます。

クリーンミックスなど様々な機能を備えているためギターやベースはもちろん、キーボードなどとも合わせることができるのではないでしょうか。

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「キセノン管内に発生する高電圧のプラズマ放電」によるサウンドを得ることができるというコンセプトで、ロマン溢れるペダルとなっています。

弾く強さに応じて音色と共にプラズマ放電が変化するのも良いですね…

まさに見た目がかっこいいエフェクターは音もかっこいいを体現したペダルです。

 

EQですが

LOW FREQは±9dB 600Hz、

HIGH FREQは1.5kHz ±10dBとなっています。

BLENDで加えたドライ音がこれらのEQの影響を受けるかをCLEAN EQで選択することができます。

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気になる点としては使用上、仕方がないとはいえ音が急に減衰して途切れていってしまうということでしょうか。

そのためサスティンが最後まで伸びず、音切れしてしまいます。

とは言ってもむしろそこが味なのでそうした所も含めてこのペダルを楽しんでいきたいですね。

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