今回レビューするものはギター、ベース用チューナーとなるKORG Pitchblack mini PB-MINIです。
主な仕様として
電源:DC9Vセンターマイナス
消費電流:40mA
重量:129g
サイズ:W45mm x D93mm x H44mm
トゥルーバイパス
電池内蔵可能
測定精度:±0.1セント
となっています。
公式サイト
ミニサイズで測定精度が±0.1セント、そしてこの販売価格なら初めてのチューナーにはもちろん、玄人にもおすすめです。
反応速度も悪くなく、ストレスなくチューニングできる範疇ではないでしょうか。ミニサイズが原因のディスプレイの見辛さもありません。ノイズが気になるという声も聞こえてきますが、私の環境では特にそういったことはありませんでした。
シールドが抜けやすいという声も聞こえてきましたがこれもそういったことはありませんでした。ジャックがハイエンドエフェクターに使われるような高品質なパーツではないものの、実用に耐えうるレベルではないでしょうか。
これらの悪い評判は初期ロットだけの話かもしれません。
チューナーはSonic Research ST-300 miniを推していますが、価格差を考えるとKORG Pitchblack mini PB-MINIも納得いくものとなっています。
また、基準ピッチの変更やディスプレイモードの変更ができるというのは強みではないでしょうか。よくあるペダルチューナーの表示のレギュラーの他にもストロボやハーフストロボの3つから選ぶことができます。
可動足がついていて本体が安定しない時に使えるというのもミニサイズながら考えて作られているのがわかります。
ミニサイズということもあり、踏む時に多少ぐらつきはありますがこういった対策がされているため安心できます。
また、踏むとチューナーが起動しミュートされます。
チューニング時に不要な音を出したくないというニーズに合わせて作られているのがわかります。音を出しながらチューニングしたいという方は他のチューナーを選ぶかスイッチャー等にて信号を分岐させてください。
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