今回レビューするものはベース用オーバードライブとなるK-ON! MIO DRIVER K-MD1です。
主な仕様として
コントロール:放課後ティータイムロゴコントロール・drive・tone・volume
電源:DC9Vセンターマイナス
重量:418g
サイズ:W125mm x D110mm x H70mm
トゥルーバイパス
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、可愛らしい見かけによらず目立つクセのない使いやすい正統派オーバードライブという印象です。
いわゆる真空管アンプライクな歪みで、クリッピング回路を用いていないことから暖かく自然な歪みとなっています。
絶妙なコンプ感があり歪ませても高域がうるさくならず、コシが出る感じです。
あまり特徴のないナチュラルで普通のペダルですがこの普通のクオリティが高く、トーンがよく効くなどとても扱いやすいです。
秋山澪のベースサウンドをイメージしたエフェクターとはなっていますが、あのブリブリした感じにはなりませんね…()
そもそもジャズベなのかどうかも微妙ですがここではあまり考えないことにします。
歪み量も基本的なオーバードライブの範疇でギリギリディストーションまであるかないかというくらいです。
どこかで30台限定生産と聞きましたが、真偽の程は不明です。
放課後ティータイムロゴコントロールは左に回しきっていると原音のみを出力し、右に回しきると歪み音のみを出力します。
このような名前になってはいますが、いわゆるブレンドだと考えて良さそうです。
オンにすると表面のアクリルがLEDで照らされ、ベースのシルエットが浮かび上がります。
けいおん!のファンアイテムで、音は二の次だと思っていましたが流石の320design、そんなことはありませんでした。
ファンにはもちろん、良い歪みを追求するベーシストにも受け入れられるペダルです。