あさぎベーススタジオ

もはやベース用エフェクターの備忘録

【レビュー】Mooer Hustle Drive

今回レビューするものはギター用オーバードライブとなるMooer(ムーアー) Hustle Drive(ハッスルドライブ)です。

f:id:asagi_bass:20191013142955j:image

主な仕様として

コントロール:VOLUME・DRIVE・TONE・Mode Switch(HP/LP)

電源:DC9Vセンターマイナス

消費電流:6mA

重量:150g

サイズ:W42mm x D93.5mm x H52mm

トゥルーバイパス

アナログエフェクター

となっています。


公式サイト

Shenzhen Mooer Audio Co., Ltd.


使用してみた感想としましては、チューブアンプライクなマイルドで太い音でギター用エフェクターとはいえベースでも相性が良さそうです。

高域の上質さもあり、艶感があり煌びやかな印象です。

何と言ってもこの厚みのあるサウンドが特徴ではないでしょうか。

 

 Hustle DriveはFULLTONE OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE(OCD)のコピー、クローンとなっていてその再現度はなかなか高いそうです。

いわゆる王道の音がします。

ギター用歪みペダルとしてもはや定番となったOCDですが、その理由も納得です。

あのサウンドが気軽に手に入れられるように価格が抑えられているだけではなく、小型化したのもありがたいです。

 

レンジが広く、ジャキっとしたハイやローミッドが良く出てくるため、音圧感が凄く粘りも感じられます。

 

歪みの質感はディストーションに近いものがあります。

歪み量はクランチからディストーションまでこなせそうです。

 

DRIVEを回していくとそれに合わせてローも持ち上がってきます。

そのためか、音が篭ってしまうという表現をされてしまうこともあります。

ローゲインのクランチ辺りで使うのが個人的には好みでした。

 

様々なバージョンが出ているOCDですが、そのクローンのHustle Driveがどれにあたるかは弾き比べて確かめてみようと思います。

 

Mode Switchですが

HP(High Peak mode)は低域をブーストし、3.5kHz辺りをやや持ち上げます。

LP(Low Peak mode)はブーストすることで艶感を付与させます。

このように公式で言われているのですが、LPの方が相対的に低域が出ている気がします。(要検証)

HPだと比較的派手めなサウンドになります。

 

このクオリティなら本家を買わなくてもサウンドに関しては満足できそうです。

本物が欲しいというこだわりがなければこのペダルを候補に入れてもいいのではないでしょうか。

サウンドハウスでMOOER ( ムーアー ) / Hustle Driveの価格を見る