今回レビューするものはギター用イコライザー、ミッドレンジブースターとなるJHS Pedals Haunting Midsです。
主な仕様として
コントロール:VOLUME・MIDS・SWEEP・HI/LO SWITCH
電源:DC9Vセンターマイナス
消費電流:10mA
サイズ:W66mm x D121.9mm x H40.6mm
トゥルーバイパス
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、ミドル辺りをいじることで既存のアンプやベース、エフェクターなどの印象がここまで変化するのかと驚かされました。
Haunting Midsはミッドレンジをブースト/カットすることが出来るペダルで、ギター向けとはいえその周波数を見る限りベースでも効果的に使うことができます。
筐体に描かれているイラストの通り、他の機材を化けさせることが出来ます。
太さを加えたり、抜けを良くしたり、ワウの半踏みサウンドを再現したりと様々な使い道があるペダルとなっています。
VOLUMEはEQがフラットの場合、+10dBブーストすることができます。
MIDSは±15dBのブースト/カットをすることができ、12時でフラットとなりそこから左回しでカット、右回しでブーストとなります。
SWEEPは周波数帯域を変化させることができ、400Hz〜7.5kHzで可変することができるいわゆるMid Freqとなっています。12時から左回しでローミッド寄り、右回しでハイミッド寄りになります。
HI/LO SWITCHですが、HIでは周波数のピークをシャープにすることができ変化が急激になり、LOはレンジの広いピークとなっていて緩やかに変化するようになります。
ピンポイントでミッドを突きたいときはHIを、選択した付近を全体的に持ち上げたいときはLOを選ぶと良さそうです。
シンプルな構成ながら確かに使えるペダルとなっています。直感的に操作することができ、すぐにお気に入りのサウンドを手に入れられるでしょう。