あさぎベーススタジオ

もはやベース用エフェクターの備忘録

【レビュー】BOSS GT-1000CORE

今回レビューするものはギター、ベース用マルチエフェクターとなるBOSS GT-1000COREです。

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主な仕様として

コントロール:▼スイッチ・▲スイッチ・CTL 1 スイッチ・EFFECT ボタン・MENU ボタン・EXIT ボタン・WRITE ボタン・PAGE ボタン・1 ~ 5 つまみ・SELECT つまみ・OUTPUT LEVEL つまみ

電源:DC9Vセンターマイナス

消費電流:670mA

重量:920g

サイズ:W173mm x D135mm x H65mm

デジタルエフェクター

となっています。


公式サイト

BOSS - JP


使用してみた感想としましては、いわゆるハイエンドマルチエフェクターの中でもエフェクトの同時使用可能数が多く、なおかつBOSSのペダルのモデリングが多いためBOSSのペダルをたくさん使いたい人におすすめのマルチとなっています。

一昔前からのマルチエフェクターからは考えられないほど音質が向上しており、もはや実機が要らないのでないかと思うほどとなっています。

 

そんな高性能なgt-1000coreですが、似たコンセプトで似たサイズ、同じ価格帯のマルチエフェクターでよく比較されるのがLine6 HX Stompです。

GT-1000coreとHX STOMP、どちらを購入するか悩んでいる方も大勢いらっしゃると思います。

正直なところどちらを選んでも間違いがありませんが、少しでも自分に合ったものを選びたい方はスペックや音質など吟味する必要がありますので見ていきましょう。

 

 

先ずはGT-1000COREですが最高で24種類ものエフェクトを同時使用可能となっていることが1番のポイントです。

たくさんエフェクターを使いたい方には間違いなくこちらですね。

エフェクトの同時使用数が多いからといって使いやすさや音のクオリティでもHX STOMPに引けを取りません。

モデリング数はHX Stompより少なくなっていますが、BOSSが作っているということもありBOSSのコンパクトペダルのモデリングが多く入っているのが嬉しいですね。

定番のものが収録されており、実機を使ったことがある方も多く初めてのマルチでも扱いやすくなるのではないでしょうか。

エフェクトの幅の広さやルーティンの使いやすさなどを踏まえると、特にこだわりがないけど良い音でエフェクター多く使いたい、同時掛けしたいという方はこちらが買いです。

 

反対に、とにかくモデリング数を重視したい方はHX Stompがおすすめです。

エフェクトの選択の幅が広く、有名なペダルのモデリングが多いため有名どころを手当たり次第使いたい方にはぴったりです。

あのペダルを使いたいというイメージがある方は使いやすそうですね。

また、個人的ではありますが音質もHX STOMPの方が好みです。

GT-1000COREはなんというか比べてみると僅かではありますがモデリングを誇張しておりやりすぎた感が出てしまっています。

その点、HX STOMPは自然な印象で、歪みやアンプのモデリングを選ぶならこっちの方が使い勝手は良さそうです。

 

空間系をあまり使わないベーシストならHX STOMPの方が音作りが決まりやすいかもしれません。

ただ、gt-1000coreのモデリングにあるコンプレッサーとオーバードライブのX-BASSが本当に素晴らしく、実質BC-1xとBB-1xなためベーシストがこちらを選ばない選択をするのが大変惜しいです。

 

 

何度も言いますが、どちらを選んでも間違いはありませんので見た目が好みの方を選ぶとかでも良い気がしてきました(適当)

一応GT-1000COREの方が後発な為、パーツのスペック的に優れている部分が多そうではある、とだけは付け加えておきます。

 

正直なところ、GT-1000 COREを手に入れてからはコンプや歪み以外の空間系などのペダルはあまり買わなくなってしまいました。

空間系をちょっと掛けるくらいなら正直ハイエンドのマルチエフェクターで十分ですね。

ハイエンドマルチエフェクターで完結されることも可能ですし、お気に入りのペダルを追加できる拡張性の高さも魅力的です。

一個持っておくと便利なペダルですので迷っている方は買っちゃいましょう!!!!

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