今回レビューするものはベース用プリアンプ、オーバードライブとなるFLyTONE Fritillaria Bass Preampです。
主な仕様として
コントロール:Level・Treble・Mid・Bass・トグルスイッチ・Level・Drive・Tone
電源:DC9Vセンターマイナス
重量:376g
サイズ:W115mm x D80mm x H65mm
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
使用してみた感想としましては、EQでワンランク上のサウンドにしつつ、より良いベースサウンドを追求できるペダルだと感じました。
歪みは少し硬めなもので、オーバードライブからディストーションほどの歪み量があります。
個人的にはかけっぱなしというよりもここぞという時に踏みたくなる歪みです。
プリアンプはコントロールを全て12時にしたときに、ボトムがしっかりしたベースらしい骨太なサウンドになります。
EQも原音を残したまま自然に効いてくれます。EQの幅は広いわけではなく、製作者が良いと感じた辺りを微調整するような使い方でしょうか。
このプリアンプの出来がよく、ベーシストが好む王道なサウンドになっているのではないでしょうか。
オーバードライブとプリアンプの2ch仕様になっていて、それぞれが独立してオンオフが可能です。
2chのペダルとしては、コンパクトな筐体となっています。
オーバードライブはRanunculusOverdriveの基盤をベースにしておりLevel,Drive,Toneという構成になっていて、
プリアンプはLevel,Treble,Mid,Bassと音の輪郭をはっきりさせるSharpモードトグルスイッチという構成になっています。
FLyTONEは仙台発のエフェクターブランドで、宮城県内の島村楽器などで見かける気がします。
興味を持った方はぜひお試しください。