今回レビューするものはベース用プリアンプとなるProvidence Dual Bass Station DBS-1です。
主な仕様として
コントロール:BASS・MID・MID FREQ・TREBLE・MASTER・MUTE・A/B
電源:DC12Vセンターマイナス
消費電流:110mA
重量:410g
サイズ:W101mm x D122mm x H58mm
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、クリアで高音質でなおかつ使い勝手の良いエフェクターとなっています。
原音重視系のプリアンプとなっていて、レンジを損なうことなくナチュラルにベースサウンドのポテンシャルを引き出すことができます。
歪ませることはできませんが、サウンドの補正にはうってつけのペダルで、なんというか色気や艶を加えられます。
このペダルはDC12Vセンターマイナスで動き、内部昇圧で24Vになります。
歪み機能がないペダルなので、個人的には24Vまで上げているのは嬉しいですね。
そのおかげかヘッドルームを高く取れることでクリアさやノイズの少なさを実現しています。
実は9Vでも動かすことができ、その際は18Vに内部昇圧されます。
2つのインプットがあり、両方に接続することで各チャンネルに割り振ってくれ、それぞれのベースをいちいち繋ぎ変えてセッティングするという手間から解放されます。
持ち替えた際にベースの音量差が出てしまう問題にも、各チャンネルにVOLUMEが付いているのでもう悩まなくて済みます。
片側のインプット(IN-A)だけを使用した場合は、2つのEQチャンネルを切り替えることができます。
これらの機能に加え、ミュートスイッチとチューナーアウトも備えており、まさに現場向けのペダルとなっています。
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