今回レビューするものはバッファー、クリーンブースターとなるVivie CLIONEです。
主な仕様として
コントロール:Level・Freq・Boost/Cut・Character Switch
電源:DC9Vセンターマイナス
消費電流:30mA
重量:200g
サイズ:W75mm x D115mm x H50mm
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
公式サイト
【Official Site】vivie-effect.com | Vivie
使用してみた感想としましては、これを踏むだけでベースのサウンドが良くなるため手放せなくなるという印象を受けました。ハリや艶といった明瞭感や存在感が生まれベーシストの必需品ともなりそうな勢いです。
ブーストするだけの一般的なブースターと違い、周波数帯をカットできるのが特徴的です。
ギターでもベースでも効果的に使えるのでどちらにもおすすめできるペダルとなっています。
このエフェクターがあるのとないのではかなり違ってきます。
Vivie OwlMighty同様に、ベーシストの定番エフェクターのひとつになりそうな予感がします。
バッファーということもあり、インピーダンスを下げることで音痩せの改善やノイズ軽減を図っています。
それだけではなくバッファーやクリーンブースターとして売られていますがそういった補正目的だけではなく、積極的に音作りも出来るペダルとなっています。
全体をブーストするとどうしても気になる帯域が出てしまう場合がありますが、選択した周波数をブースト/カットすることでそれを解決することができます。
各帯域を個別に上げるブースターとしてはもちろんのこと、プリアンプのように使用することもできます。
FreqはEQの中心周波数を調整することができ100Hz〜5kHzから選ぶことができ、
Boost/CutはFreqで選択した帯域を最大±18dBのブースト/カットをすることができます。
筐体右側についているトグルスイッチはCharacter Switchです。上側がブースト感やハリのあるサウンドで、下側が比較的ナチュラルなサウンドになっています。
これはLevelにも関わっており、トグルスイッチが上側時で最大+18dB、下側時で最大+6dBのブーストが可能になります。
ただのバッファーやクリーンブースターを作るのではなく、こういった機能をつけることや内部昇圧により18Vへ昇圧されていてヘッドルームが広がっていることからVivieのこだわりを感じます。
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