今回レビューするものはギター用ブースターとなるGuyatone(グヤトーン) CBu1 Cooler Boosterです。
主な仕様として
コントロール:M-VOL・TONE・GAIN・LEVEL・中央スライドスイッチ
電源:DC9Vセンターマイナス
消費電流:10.5mA
重量:197g
サイズ:W60mm x D96mm x H57mm
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
使用してみた感想としましては、中域から低域が持ち上がり高音が落ち着くことで、やや丸みのある太さを感じます。
音抜けが良くなり低域がしっかり出てくれるため、ギターだけではなくベースでも効果を発揮します。
というよりベース用ブースターとして優秀だと言えます。
クリーンブースターというよりは、ファットな味付けがされるものになっています。
バッファーを機能させることもでき、その性能は音が自然なまま太くなり、ハリが感じられるものになっています。
音が元気になり、押し出し感があることで質のいいバッファーだと感じました。
段々と真空管アンプのようにミドルの倍音も豊かになってくることでナチュラルながら音が抜け、美味しい帯域が出てきます。
それでいてノイズレスなため、使い勝手がいいです。
歪み量もクランチ程度はあり、軽めのオーバードライブとしてなら使えそうです。
TONEとLEVELのコントロールにはセンタークリックがあります。
中央スライドスイッチはエフェクトOFF時でもバッファーが機能するアクティブバイパス設計が採用されています。
M-VOLはエフェクト音量を設定し、
LEVELはアクティブバイパス時の音量を設定します。
コントロールを絞りきっても音量はゼロになりません。
TONEは1kHz以上の音域をコントロールします。
GAIN最大では、クランチ辺りまでなら歪みます。
値段以上のサウンドの良さがあり、名機と呼ぶにふさわしいペダルとなっています。