今回レビューするものはギター用ブースターとなるIbanez BB9 Bottom Boosterです。
主な仕様として
コントロール:GAIN・TONE・LEVEL
電源:DC9Vセンターマイナス
消費電流:38mA
重量:570g
サイズ:W74mm x D124mm x H53mm
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、低域特化のブースターということで音が太くさせることで他のペダルの足りない部分を補ってくれる土台のようなペダルだと感じました。
このペダルだけで音作りが完結するといったものではありませんが、他のペダルやアンプと組み合わせてサポートとして使用すると化けます。
太さや音圧、歪み量が物足りないなと感じたときにかけてあげればあら不思議。
一気に使える音色になります。
音が篭りすぎてしまうこともなく素直なブースターというイメージです。
このIbanezの白色筐体が珍しく、つい手に取ってしまいました。
Ibanezのペダルの中でみると同じブースターという役割ながら、低域に振った本機はTS808やTS9ほどの人気はありません。
低音ブースターということならベースでも使えるのでは?と思い試してみましたところ、予想通りドンピシャ。
現代的な低音とはいいませんが、ベースの中低域あたりはカバーできているかなと。
いかんせん地味なエフェクターではありますが、あのFATがモディファイしたこともある由緒正しき(?)ペダルです。
Ibanez BB9 Modified by FAT "BOB9"として、ワイドレンジになったそうです。
現代でわざわざこれを選ぶ必要はありませんが、見た目が可愛いのでぜひ。