今回レビューするものはベース用オーバードライブとなるDarkglass Electronics Microtubes B3K V2です。
主な仕様として
コントロール:BLEND・TONE・LEVEL・DRIVE・GRUNT・MID BOOST
電源:DC9Vセンターマイナス
消費電流:20mA
重量:250g
サイズ:W75mm x D111mm x H45mm
アナログエフェクター
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、細かくザラザラとした歪みが特徴的でした。DARKGLASSといえばこの音となるまで浸透しているのではないでしょうか。
ダークで冷たい無機質なこの歪みは極端に歪ませても輪郭を失わずにバンドアンサンブルで埋もれることもありません。
今のバンドシーンでは重宝されるようなこの音が流行ったのは当然なのかもしれません、
ディストーションのようなサウンドですが低音が削れることもなく、扱いやすいものとなっています。
V2になる前のB3K(V1)からの変更点として、ATTACK SWITCHとGRUNT SWITCHが廃止されています。
TONEつまみとGRUNT、MID BOOSTが追加されました。
ATTACK SWITCHがTONEになったことで、より細部まで調整することが可能になりました。
B3K V1のGRUNTはFAT、THIN、RAWの三段階になっていますが、B3K V2ではオンかオフしかありません。
MID BOOSTは300Hz〜1kHzまでを6dBブーストします。
TONEはローパスフィルターとなっており、3kHz〜8kHzまでの範囲で可変することができます。
基本的にはサウンド面はこちらで取り上げたものに似ています。
歪みに関してはほぼ同じではないでしょうか。
12V〜18V駆動もできるらしく、より歪みにくくレンジが広がるので試してみても面白いかもしれません。(メーカー保証外ですのでご注意ください。)
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