今回レビューするものはバッファーとなるA.S.W AGDR-401です。
主な仕様として
電源:DC9Vセンターマイナス
重量:106g
サイズ:W40mm x D90mm x H38mm
アナログエフェクター
となっています。
公式サイト
A.S.W – hand made effect pedal
使用してみた感想としましては、反応性や立ち上がりが早くなりつつ音像がはっきりするという印象を受けました。
だからといって高域がやたら強調されるわけではなく、バッファー臭さを感じることはあまりありませんでした。
全体的に解像度が高くなり押し出し感も感じます。
音抜けもよくなり高域が落ち着いてフレットノイズが軽減するという様々な矛盾を孕んだペダルと言えるのではないでしょうか。
通常のバッファー効果である音痩せの軽減も期待できます。
ハイインピーダンスからローインピーダンスに変えるだけでここまで音質の劣化を防ぐことができることに驚かされます。
原音に忠実なバッファーと言われればそのような気もするのですがこういった効果が付与されるため何と表現していいか難しいところです。
ワンランク上のサウンドにしてくれるという言葉でまとめてしまうには惜しい性能となっています。
筐体表面でねじ止めされている旧型ではなく、今回レビューしているものは新型となっています。旧型同様黒アルマイト処理がされており、その主張しすぎない存在感は魔法の箱を体現しています。
これまで様々な効果を書いてきましたがなんといってもLEDでロゴが可愛く光るのがオススメポイントです(?)
今回はベースでのレビューでしたがギター、ベースともに使用することができるものとなっています。どちらでも
バッファーという変化がわかりにくいものでなかなか高価となっていますがその価値は大いにあると思います。