今回レビューするものはベース用プリアンプとなるTECH21 SansAmp BASS DRIVER DI Vermilionです。
主な仕様として
コントロール:LEVEL・BLEND・TREBLE・BASS・DRIVE・PRESENCE
電源:DC9Vセンターマイナス
重量:389g
サイズ:W94mm x D120mm x H37mm
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
公式サイト
「朱に染まる低音」 イケベオリジナル限定カラー SANSAMP BASS DRIVER D.I (Vermilion) 登場!
イケベオリジナル限定カラーということで今では数種類も出たイケベコラボの先駆けともいえる赤色、今回の場合は朱色となっています。
通常のサンズアンプも外見がかっこいいですがVermilionも存在感があり、人とは違うものを持ちたいという方にぴったりだと思います。
赤サンズと呼ばれることが多いでしょうか。
TECH21 SansAmp BASS DRIVER DIはその音の良さからベーシストの定番エフェクターとなりました。そのため他のベーシストと度々被ってしまうことがありました。しかしながらVermilionは完全限定生産、完全数量生産となっているためその数は少なく、今ではプレミアもついてしまっていて被りにくくなっているので他人と同じものを持ちたくない方は狙ってみるのもいいかもしれません。
ここまでの人気、プレミアがつく理由として限定品ということや外見の良さの他に、9mm Parabellum Bulletの中村和彦やNothing's Carved In Stone、ストレイテナーの日向秀和など有名なベーシストが多数使用していて自分も同じものを使いたいという方が多いからだと思われます。
そして何よりも音の良さが挙げられるのではないでしょうか。
試してみるまでカラーが違うだけで音は一緒だと思っていましたがそうではない気がしてきました。
回路の変更などはアナウンスされてはいないのですがTECH21 SansAmp BASS DRIVER DIは密かにマイナーチェンジがされていると噂されていて、私が所有しているサンズアンプベードラの初期型と言われるスイッチが1つタイプのものと比較してみたのですが、明らかに従来のものよりピーキーな印象を受けました。ピーキーというと否定的に聞こえるかもしれませんがより元気があり、暴れるような音となっています。
サンズアンプベードラの特徴的な音を残しつつもそれがブラッシュアップされていると感じました。従来のように太くロック向きの音でありながらよりメリハリのついたものになっています。
つまみの早い段階で効き始め、可変幅が広いような気がします。
個体差レベルの話かもしれませんが、弾き比べてみてください。
見た目が好きという理由だけで導入してしまうのもいいでしょう。
好みに合った機材を使うことで演奏時のパフォーマンスが上がりますのでぜひご検討下さい。
個人的には今後TECH21 SansAmp BASS DRIVER DI ver.2のVermilionが出るのを待っています。
10/24追記:ついにSANSAMP BASS DRIVER DI V2 (Vermilion)、赤サンズV2が発売されました!
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