あさぎベーススタジオ

もはやベース用エフェクターの備忘録

【レビュー】A.S.P.GEAR URBAN COMP-S

今回レビューするものはコンプレッサーとなるA.S.P.GEAR(Addicted to Sound Pressure Gear)URBAN COMP-Sです。

f:id:asagi_bass:20180929224955j:image

主な仕様として

コントロール:Mix・Vol・Tone・Comp・ミニスイッチ

電源:DC9Vセンターマイナス

消費電流:30mA

重量:245g

サイズ:W60mm x D110mm x H30mm

トゥルーバイパス

アナログエフェクター

となっています。

 

公式サイト

A.S.P.GEAR

 

使用してみた感想としましては、ナチュラルでありながらも程よくかかってくれますがコンプ感が強いというわけではなく、いわゆるパツパツとしたアーバンコンプの音らしさを感じることができます。

コンプ感はやや硬めで、コンプとは思えないほどローノイズです。

Toneはローパスフィルター、ハイパスフィルター両方が作用し右寄りでハイパス・ローカット、左寄りでハイカット・ローパスという変化をするのですがこの島村仕様ではボディサイド右下にミニスイッチが追加されておりこのスイッチが上向きの時には通常のものと同じ働きをし、下向きの時にはToneの効果が変わりハイパスフィルターの回路を切り離し低音が損なわれないようになります。

要するにToneで積極的に音作りをしながらも低音を維持することができるため通常のURBAN COMPよりも大幅に選択肢が広がりました。ギター、ベースどちらでも使えるコンプですが島村仕様は低音が残るセッティングにできるため特にベースで使うことをおすすめします。

f:id:asagi_bass:20180929225133j:image

 

ToneとMixとの兼ね合いによりローとハイのどちらにコンプを強くかけるかといったこともでき、それらの操作が簡単にできることが一番の特徴なのではないでしょうか。(もちろん音質も素晴らしいものですが…)

このペダルはコンプで音作りをするということを可能にしました。

 

価格も手を出しやすい範囲であり、この表現はあまり好きではありませんがコスパがいいペダルと言えるのではないでしょうか。URBANCOMP、自信を持っておすすめできるペダルコンプです。