今回レビューするものはコンプレッサーとなるA.S.P.GEAR(Addicted to Sound Pressure Gear)URBAN COMP-Sです。
主な仕様として
コントロール:Mix・Vol・Tone・Comp・ミニスイッチ
電源:DC9Vセンターマイナス
消費電流:30mA
重量:245g
サイズ:W60mm x D110mm x H30mm
トゥルーバイパス
アナログエフェクター
となっています。
公式サイト
使用してみた感想としましては、ナチュラルでありながらも程よくかかってくれますがコンプ感が強いというわけではなく、いわゆるパツパツとしたアーバンコンプの音らしさを感じることができます。
コンプ感はやや硬めで、コンプとは思えないほどローノイズです。
Toneはローパスフィルター、ハイパスフィルター両方が作用し右寄りでハイパス・ローカット、左寄りでハイカット・ローパスという変化をするのですがこの島村仕様ではボディサイド右下にミニスイッチが追加されておりこのスイッチが上向きの時には通常のものと同じ働きをし、下向きの時にはToneの効果が変わりハイパスフィルターの回路を切り離し低音が損なわれないようになります。
要するにToneで積極的に音作りをしながらも低音を維持することができるため通常のURBAN COMPよりも大幅に選択肢が広がりました。ギター、ベースどちらでも使えるコンプですが島村仕様は低音が残るセッティングにできるため特にベースで使うことをおすすめします。
ToneとMixとの兼ね合いによりローとハイのどちらにコンプを強くかけるかといったこともでき、それらの操作が簡単にできることが一番の特徴なのではないでしょうか。(もちろん音質も素晴らしいものですが…)
このペダルはコンプで音作りをするということを可能にしました。
価格も手を出しやすい範囲であり、この表現はあまり好きではありませんがコスパがいいペダルと言えるのではないでしょうか。URBANCOMP、自信を持っておすすめできるペダルコンプです。