今回レビューするものはギター用オーバードライブとなるMark Kendrick Design 1977 Crank Overdriveです。

主な仕様として
コントロール:Tone・Gain・Volume
電源:DC9Vセンターマイナス
重量:220g
サイズ:W60mm x D112mm x H31mm
トゥルーバイパス
アナログエフェクター
9V電池内蔵可能
となっています。
使用してみた感想としましては、ナチュラルで真空管アンプライクなドライブサウンドが得られる王道歪みペダルだという印象を受けました。
製品名に1977とある通り、MarkKendrick氏が音楽に没頭した青春時代である1977年頃に耳にした数々のアーティスト達のサウンドをイメージして作られたドライブペダルとのこと。
あの頃の音作りの主流はアンプ、それでいてFender Custom Shopビルダーが作ったペダルということでいい音がしないわけがありません。
本物のナチュラルオーバードライブが欲しい方はこれを買え!みたいな感じですね。
フェンダーアンプのようなミッドの太さ、透明感やエッジ感のバランスが最高な一台となっています。
ディスクリート回路でMOSFETを使用していることで、オペアンプとダイオードによるクリッピングよりも真空管アンプらしさを感じます。
シンプルな回路構成のおかげか、反応の良さも一流です。
コントロールの配置については
左上がTone 、右上がGain、真ん中がVolumeとなっています。
Toneはハイカット方式ではなく、2つのフィルターのコンビネーション。
高域と低域を同時にコントロールするため、歪みの深さを問わず直感的なサウンドメイクが可能です。
Gainの幅はそれほど広くなく、あくまでオーバードライブの範疇ですかね。
限定30個生産と聞いたことがあるのですが真偽は不明です。(確かに他のラインナップに比べて市場で見かけませんが…)

同社のベース用エフェクターのFurnace Bass Driveは高い完成度を誇っていましたが、1977も負けず劣らずの名機でしょう。
他にもAdvancing Driveというペダルが出ていますが、これはブースター。
オーバードライブの1977とは棲み分けができていますね。
ベースで使っても低域が結構残ってくれるので良いとは思いますが、ギタリストに使って欲しいのでベーシストは自重しましょう。
音質に関してだけではなく、全てMARKKENDRICK氏の手により製作されており、独創的なペイントが施されているという点も高評価。
カラーリングが1台1台違うのもいいですよね〜(1977に関してはブレが少ない気がしますが)
現在ではエフェクター製作を行なっていないため、手に入る機会は少ないと思います。
質の高いペダルではありますが、これだけのオンリーワンという音色ではないのでプレミア価格に突っ込む必要は無さそう…いややっぱ欲しいわ
イシバシ楽器でMark Kendrick Design 1977 Crank Overdriveの価格を見る ![]()