あさぎベーススタジオ

もはやベース用エフェクターの備忘録

【レビュー】Leqtique 10 Band EQ CLHD Swirled

今回レビューするものはギター用イコライザーとなるLeqtique 10 Band EQです。

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主な仕様として

コントロール:10 band EQ・Level

電源:DC9〜18Vセンターマイナス

消費電流:45.1mA

アナログエフェクター

9V電池内蔵可能

となっています。

 

公式サイト

 


使用してみた感想としましては、幅広い音作りができ、しかもローノイズで使い勝手も良いペダルだと感じました。

箱鳴り感から弦のプレゼンス感までコントロール出来ることに加え、バッファーのような使い方も可能です。

 

スラップに適したドンシャリサウンドから、指弾きにマッチするようなカマボコサウンドまで積極的な音作りがこのペダルで実現できます。

 

まだEQを理解できておらず、どこをブースト/カットすればどんな風になるのか分からない方にはもちろん、EQを使い慣れた方にもおすすめできます。

コントロールがフェーダーになっていることで操作性も良く、直感的に音作りができるところもデジタルにはないアナログの良さが出ています。

(単純に見た目が良いというのもありますが…)

 

歪みエフェクターやプリアンプを踏んで音作りも良いですが、基本に戻ってEQを使うことで案外悩んでいた音作りの問題を解消できるかもしれません。

 

また、内部昇圧されるため電圧による音の違いを知れるペダルにもなっています。

個人的にはEQはヘッドルームが広く、歪みにくい方が好みなのでこのスペックはありがたいです。

 

10バンドながらこのコンパクトなサイズのEQは今まで無かったのではないでしょうか。

購入する前はもっと筐体が大きいと思っていたのですが、実際はかなりスマートなものでした。

私を含めて結構サイズ感を勘違いしている方が多そうです。

 

コントロールは左から31, 63, 125, 250, 500, 1k, 2k, 4k, 8k, 16kの周波数をそれぞれ±18dBで補整可能となっており、一番右端のコントロールがLevelになっています。

どのコントロールにはセンターにクリックがついています。

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ギター用とはなっているものの、周波数を見る限りベースでも効果的に使えるものとなっています。

(個人的にはShun Nokinaから出るZolo 17band Equalizerが待ち遠しいです。)

 

通常ラインナップでMatte Black(Red or Blue LED)、CLHD Swirled(Blue LED)、RED Swirled(Red LED)といったカラーバリエーションがあるのでお気に入りのものを探してみるのもいいかもしれません。